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執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

置き配を可能にする集合用インターホン 

更新日:2024年3月26日



 宅配ボックスが設置されるマンションが一般的になってきましたが、宅配ボックスがいっぱいで預けられないや、重たい荷物を宅配ボックスに預けられて、部屋まで運ぶのが大変という声も聞かれます。一戸建ての住宅のように置き配が可能になればと思うのですが、エントランスがオートロックのため、置き配が出来ないというマンションが大半でした。


 そのような状況の中、インターホンメーカーのアイホンが、置き配に対応したマンション用インターホン【Pabbit】(パビット)を発売しました。ホームページには以下のような説明があります。


 【Pabbit】は、オートロック付きマンションにおいて、配送業者が荷物の伝票番号(バーコード)を認証キーとしてオートロックを解錠することで、居住者の不在時でも入館が可能となり、各階・各戸まで荷物を届けることができる、これまでにないスマートな宅配システムです。宅配員のなりすましを防ぐ高いセキュリティ性を実現するとともに、居住者が非対面でも安心して確実に荷物を受け取れる環境を提供します。【Pabbit】は、PacPortのセキュアなクラウドソリューションを搭載した日本初のサービスとなります。【Pabbit】は、既存物件にも対応が可能となることから、これまで課題だった既存のオートロック付きマンションへの置き配サービスも実現します。

 【Pabbit】は、宅配員ではなく、荷物ごと(伝票番号)で認証するため、配達中の荷物を持っている配達員のみがオートロックを解錠できる仕組みになっています。インターホン経由の荷物認証による解錠システムを採用することで、居住者の不在時でもエントランスやフロアセキュリティ(エレベーターの着床階制限)を通過し、各階や各戸に設置された宅配ボックスや玄関先まで荷物を届けることができます。これにより再配達の削減が見込まれることから、ラストワンマイル問題の解決、配送業者の人手不足対策や二酸化炭素(CO2)排出量抑制の一助にもなります。


 運送業界の2024年問題にも対応した素晴らしいシステムだと思います。私の住んでいるマンションでも次のインターホン交換時には、是非【Pabbit】の採用を検討したいと思います。

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