中古マンションを購入して住むメリットについて
- 快適マンションパートナーズ 石田
- 2020年7月29日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年5月13日

今回は中古マンションを購入して住むメリットについてお話したいと思います。
新築マンションや新築戸建住宅ではなく、中古マンションを購入して、室内をリノベーション(全面リフォーム)して住む若い人が都会では増えています。では何故、「中古+リノベ」マンションを購入する人が増えているのでしょうか?
メリット1:実物を見てから買える安心感
既に建っているマンションを買うのですから、隣近所に住んでいる人やマンションの管理状況等を実際に確認してから購入できます。マンションで特に問題となる上下階の騒音問題も、上階・下階の家族構成等を聞き出すことや、前の入居者からのヒアリングで確認ができ安心です。実際のマンションのお部屋からの眺望も確認できるので、こんな筈じゃなかったと後悔することが、新築マンションよりも少ないです。
メリット2:住むエリア・間取り・住設の選択肢が増える
いざマンションを買おうと思っても、地方都市だと同時に販売されている新築マンションは3物件程度。気に入ったエリアの物件なら良いですが、あまり気に入ったエリアがない場合は妥協せざるを得ません。中古マンションは数も多く、探す時間を長くすれば、必ず気に入ったエリアの中古マンションを購入することが出来ます。
また、新築マンションの場合はあらかじめ間取りが決まっていますが、リノベーションマンションであれば、自分の好みの間取りが出来ます。キッチンやお風呂も、好きなサイズやメーカーの商品を採用出来ます。インテリアについても、自分の好きなテイストに仕上げることが可能です。住まいに関してこだわりのある人が、「中古+リノベ」マンションを購入しているように思います。
メリット3:費用対効果
中古マンションの一番のメリットは立地の良さです。特に街中や駅近のマンションを探しているのであれば圧倒的に中古マンションの方が数が多いです。また、価格的にも新築マンションよりも安く、費用対効果の高い住まいになります。リノベーションの工事費用は、3LDKのマンションで、フルリフォームしても1000万~1200万程度。そのエリアの新築マンションよりも1000万円安く買えるのであれば、検討する価値はあると思います。また、マンションは戸建て住宅に比べて耐用年数が長く、新築時から築20年程度たつと中古価格も安定するため、次に住み替える場合も価格が下がりにくいメリットもあります。
中古マンション購入時の注意点
以上、「中古+リノベ」マンションのメリットを紹介しましたが、購入時に気を付ける項目もあります。
その1:管理状況の確認
昔から「マンションは管理を買え」とも言われています。大規模修繕工事は定期的に行われているのか?修繕積立金は順調に溜まっているのか?管理費・修繕積立金の額は適切なのか?ペットは飼えるのか?前の入居者の管理費・修繕積立金の不払いはないのか?等、十分調べてから購入しましょう。
その2:建物状況の確認
マンションの構造体は、部屋の内装を解体してみて初めてわかることが多いです。中古マンション売買時に専門家がインスペクション(建物調査)を行うことも可能です。気になる方にはインスペクションの利用をお勧めします。また、昭和56年(1981年)6月以前に確認申請のなされた旧耐震マンションや、室内リフォームの難しい壁式構造のマンション等は、「中古+リノベ」マンションとしては、あまりお勧めしません。
中古マンション市場が活性化し、若い子育て世代の入居者が増えることは、そのマンションに昔から住んでいる人にとってもメリットがあります。また、そのような住替えが増えるように、マンションを魅力的に保つことも、管理組合にとっては重要な使命です。
快適マンションパートナーズでは、中古マンション購入前のハウスインスペクションや、マンション内部のリノベーション設計等のお手伝いもいたします。
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